カキカエブログ

薄口慶應ライター始めました

アマゾンアカデミー行ってきました【2018年11月7日】

多くのニュースサイトでも取り上げられるでしょうが、amazon academyに参加してきました。
速攻レポートとして内容をアップします。

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amazon academyとは?

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amazonのビジネスについて学べる講演会です。

特にamazonがいま力を入れている「amazon出品サービス」、「amazon business」、「amazon Pay」、「amazon web service (AWS)」の4つのサービスに対して、責任者の簡単なプレゼンを聞いたあとに、より詳細な説明を別の部屋で聞ける好きを生じぬ2段構えの構成となっていました。

更に今回はこの4大サービスに対して、「働き方改革への貢献」という切り口にして、一億総活躍担当大臣 松山 政司も招いての開催という方法について、実にビジネスがうまいと思ったのと同時に、国内のamazonなどのサービスがこのポジションにいないことに悔しさを感じました。

ちなみに、amazonが展開する大型セミナーで日本での開催は今回が初めてです。
具体的にどうのような内容だったのか、紹介致します。

【第1部】アマゾンジャパン社長挨拶、一億総活躍担当大臣 挨拶

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アマゾンジャパン社長 ジャスパー・チャンが登壇。
是非今後もアマゾンのビジネスを大いに活用してもらって、皆さんの生産性を拡大することや、必要なサーバーについても必要なだけ借りるなどして、一億総活躍社会を共に実現しようという内容でした。

また一億総活躍担当大臣 松山 政司アマゾンをインフラとして活用することで、ビジネスを効率化することや、性別年齢経歴に関わらず活躍できる社会を作る事の大切さを話していました。

更にその背景には、今安倍内閣が推し進めている働き方改革の成果がある点を強調していました。
青天井だった残業時間を100時間/月に規制することや、選挙まで行って国民の同意を得た増税によって実現する次世代の育成への投資も行っている中で、より効率的に、そしてより多くの方に活躍をして頂いて日本を豊かにして欲しい、その為に多くの人にアマゾンというインフラを活用して欲しいと説明していました。

【第2部】トークセッションについて

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上記2名に加えて、ビザスク 代表取締役CEO 端羽 英子も加わり、一億総活躍社会に向けて壁を取り壊すことについてのトークを実現。

アマゾンの出品サービス・決済サービス・サーバーサービスなどを活用し、テレワークの実現や、起業の後押し、性別や年齢、経歴や過去の失敗の有無にも関わらず、誰もが活躍できる社会を実現していると説明していました。

正直、これ以外あまり印象に残る話ではなかったのでここでは割愛します。

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【第3部-1】amazon出品サービスが働き方改革に貢献できる理由

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①効率的な出品システムと販売促進
既に登録にある商品に関しては、すぐに他の業者の方でも出品できる点や、アマゾンの広告から入る検索画面にも出品している商品が上がるなどのアクセス数アップに繋がるので、簡単に商品を販売して多くの人に訴求する事ができます。

→あらゆるビジネス規模・業種の事業者様が少ない初期投資でオンラインビジネスを始めることを支援しています。

②手間のかからない代金回収
販売後14日に自動振込などスピーディーで手間の掛からない取引が可能です。

③無駄なコストが発生しにくい料金体系
フルフィルメント by amazon(以下FBA)サービスで商品を販売すると、商品を登録してアマゾンの倉庫に入れるだけで販売から発送まですべて代行してもらえるので非常に簡単に商品を販売することができます。
これまで各社で行っていた細かな梱包や発送、集金などの手間がかからなくなる上に、最近では海外への商品販売も実現しているので非常に効率的にビジネスができます。

詳細についてはこちら:https://services.amazon.co.jp/services/amazon-business.html

【第3部-2】amazon businessが働き方改革に貢献できる理由

amazonの膨大な数の商品をビジネス価格で展開できるアマゾンの法人向けサービスです。

会社への請求書払いや最短当日にお届けするビジネスプライム特典を実現、更にamazon直販や複数出品者への最新商品価格を比較する事が可能というサービスとなっています。

これにより小口処理や立替、経費精算に関しての業務を一本にまとめて展開する事が可能。
支払いも月末締めの一括支払いも可能な他、更に企業内の購買システムとのAPI連動も可能。

購買に関わる商品検索や買い出し、経費精算や請求書の発行、小口決済などの実際の利益につながらない雑務を短縮して、労働時間を短縮できるサービスとなっています。


詳細についてはこちら:https://www.amazon.co.jp/b2b/info/amazon-business

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【第3部-3】amazon Payが働き方改革に貢献できる理由

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amazon IDがあれば誰でも決済を出来るようになるサービスです。

スピード感とアマゾンマーケットプレイスとしての安心感もあり、決済業務の簡略化に貢献できるサービスとなっています。

アマゾンで販売できない出前館劇団四季からサービスを開始し、今ではデジタルサービスからリアル店舗、新聞の定期購読など様々な業種での決済に使用されています。
それぞれの決済方法でのメリットについてはこちらとなっています。

オンライン決済の効果
・幅広い業種/規模で販売が可能
・新規顧客獲得が可能
amazonブランドがあるので、特にまだ大きな信用のない新興企業などでも安心して決済してもらえる

実店舗スマートフォン決済
・キャッシュレス化によって実務での問題が起きにくい
・店舗での実務の軽減が可能

Alexaスキル上での決済
・新規テクノロジーによって新規顧客を捕まえて来られる
・販売機会を創出できる

こうした第3部のセミナーのあとも、第4部の個室で更に説明を受けたのですが、今後伸びていく可能性を最も可能性を感じたのはこのサービスでした。
通常の通販サイトとして新規登録をするようなシステムから、amazon payに変更をした事によって購入を躊躇うお客様が徹底的に減った事により、売上が何割もアップした例や、実施前の月と比べて会員登録率が50%以上改善された例などが提示され、圧倒的なパワーを感じました。

詳細についてはこちら:https://pay.amazon.com/jp/

【第3部-4】amazon web service (AWS)が働き方改革に貢献できる理由

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ITは所有から利用という形になる by amazon

いわゆるクラウドサービスの紹介となっています。

特に起業時などのスタートアップの時に高度なITを実現しようと考えると非常に高価な支払いが可能となるところ、アマゾンは必要なサービスを必要な分だけ提供できるので非常にリーズナブルにITを利用することが可能となります。

特にサービスの充実に力を入れていて、単純なサーバーの貸出だけではなく、メッセージルールや仮想デスクトップ、分析ツールなど120を越えるサービスを展開する事が可能となります。

更にAWSでは20年間蓄積してきた機械学習のサービスも利用する事が可能です。
実際に写真や動画から、どのように物事をAWSで認識されるのかサンプルを提示されました。
アマゾンのAIが何を読み取ったのか、「」付きで下に紹介します。

まず一枚の写真から「男性が」「マウンテンバイクで」「山の頂上の近くの」「石の上」の道で「アウトドア趣味」を実施していると解析されたサンプルが表示されました。

次にスマホ撮影の動画から「こども」が「パーティーハット」をかぶって「プレゼント」を「開封していて」、近くで「大人」が「ハグしている」というのを読み取っているサンプルも公開された。

このようにAWSと契約すれば、人がやっていた画像や動画からの情報読み取りを無人化したり、リアルタイムで分析するサービスを実現する事ができると紹介がありました。
その例として写真整理サービスや、牛のリアルタイム監視サービスなどが実現しています。

1から実施するには膨大な費用と時間のかかる機械学習を簡単に利用できる点は確かに大きなメリットです。

詳細についてはこちら:https://aws.amazon.com/jp/

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【第4部】個別サービスのセミナー

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その後、第3部で説明していたサービスについてより詳細に知りたい方を対象に、より詳細なプレゼンが行われる部屋がありました。

特にそこで各担当と質問コーナーでの相談や、直接話す事も出来たので、amazonのサービス紹介ページ上に載っていないような細かい質問、例えば「海外発送を出来ると聞いたが、その時の法律対応、関税はどうなっているか?」や「amazon Payを通してiPhoneアプリAppleに払う手数料を回避する方法はないか?」などの細かい質問が飛び交っていました。

先に第3部で大枠を確認できている上で、必要なサービスのより詳細に聞ける方式は、さすがamazonといえる非常にスマートなセミナー形態だったと思おいます。

参加してみたまとめ

非常に本業に役立ちそうな情報を得ることが出来る魅力的な時間でした。
そもそもここまでビジネスが手広いと、自分に関係のあるビジネスは大体どこにもありますし、特に私はFBAサービスとの新しいビジネスを考えたいと思います。

また素直に、今一番勢いのある企業の話を聞けるだけでも非常に面白かったです。

余談ですが、現在世界を牛耳っている四騎士であるGAFAGoogle, amazon, Facebook, Apple)の一角であるアマゾンのビジネスを知ることは、すなわち世界のビジネスの最先端を知ることになるので、参加した価値は大いにあったかなと思っています。

ちなみに何故か、お土産は水とペンとアマゾンアカデミーどら焼きでした。
これ、アマゾンで売れるかな?

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