慶應x体育会は天の上に人を作る?-慶應ラグビー部OB住友商事性的暴行事件とパワハラ上司でみる俺様体質
また一つ、慶應卒業生による悲しい事件が起きてしまいました。
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被害にあわれた女性の心の傷が少しでも回復することを、心より祈ります。。。
またこの件の容疑者が慶應ラグビー部だったと聞いて、同部活出身の一緒に働いた役員が脳裏をよぎりました。
アイツもおかしかった……
それを考えると、やはりこの学校もおかしいような……
身分差を肯定し、人を下に見る事の違和感を麻痺させる構造があるのでは、と疑問を抱くようになりました。
だからこそ、今も昔も人を人と思わないような事件が起きたり、ブラック企業がはびこっているのではないかと……
もちろん学校や部活だけが原因ではないのですが、その土壌はあるように感じます。
私の経験談だけでは何も言えませんが、そうした構造がこの国を腐らせているのであれば、今こそ伝統を捨て実学の精神で道を模索するべきかと思います。
\また先生が泣いてるぞ!/
@2005年入学時に筆者撮影
ただ、途中で登場する半沢直樹演出の 福澤克雄さんは福沢諭吉の孫の孫ですが、アンチ格差な性質を感じ取りました。
一概に慶應の体育会がこうだ、というレッテルを貼るつもりはありません。
ただ、そうした要素を培養しやすい土壌がある、という一つの考察と経験談として、お読み頂けたらと思います。
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身分格差を肯定しやすい高級エスカレーター学校
まず慶應は誰のための学校かと考えると、今も昔も中心にいる内部生のための学校でした。
そもそも、日本トップクラスの学費を払っている金持ちの系譜で、エスカレーターでほぼ自動的に日本の私大トップを卒業できると分かったら
貴方はどうしますか?
私だったらイキり倒します。
多くの内部性もイキり倒しています。
直接聞いた内容だと、サボりや校則違反は当たり前、どれだけ派手な髪色でマックの面接に通るか友人同士で賭けを行い、合格しても無通勤バックレを行ったり、授業を出席しても麻雀に興じるような、そんな話ばかり聞きました。
もちろん、社会で戦う力を身につけるために勉強しているものや、起業している者もいます……私は会ったことがないですが。
そして大学に進学すると、全国の勉強ガチ勢との鉢合わせになります。
しかし、入学さえすれば関心は勉学から部活やサークルになります。
そうすると、勉強ガチ勢の外部生に対して、圧倒的な時間・人脈アドバンテージを持っている1割の内部性が、
9割の外部生よりも優れた結果を出しがちです。
上下関係が就職先でも継続する体育会スポンサードリンク
系
正式な表記は「體育會」とのことです、どうでも良いですが。
上記の内部生外部生の話の通り、勉強をそこまでする必要がない分、慶應体育会は圧倒的に内部性が強い世界となっています。
そして、体育会といえば勝利を目指す中で、「先輩の言うことは絶対」という絶対のルールが生じがちなのは慶應でも変わりありません。
その体育会の繋がりは就職にも影響を及ぼし、結果として絶対的な上下関係という価値観を社会にも持ち出す形になります。
慶應ラグビー部の今年の就職先、""財閥""って感じがしてて好き(マネージャーが電通なのも好き) pic.twitter.com/P4HtsckZXE
— 東京ミケライオちゃん (@Mikelio_7) 2019年3月2日
かっこが高校名なので、(慶應)や(慶應志木)というのが内部生ですね。
ライナップが古く、相変わらず財閥系や金融、ビール会社と大手メーカーって感じですね。
てか、留年率高くね?
こうして上に従う意向が強く、気が利くので部下としては良い人材が社会の中心へと出荷されていきます。
上司に感じた慶應体育会系イズム
ここから先は、個人の話なので、似た出自の人が全てそうだとは言いません。
ただ、こうした慶應体育会系の要素が今思えば強かったなと思い、昔話をまとめたいと思います。
私の元職場の老舗メーカーの話です。
上司はもともと大手メーカーで社費留学でMBAを取って、そのあと転職して老舗メーカーの役職に収まっていたという形でした。
営業としては敏腕中の敏腕で、その有り余るパワーでエンドレス営業を行い、大手メーカーでも実績を上げてトップに躍り出た、のではないかと思います。
見てないので詳細は分かりませんが、いつもドヤ顔でそんな事を言ってました。
ちなみに180cm超えの体格に、明らかに色のついたメガネをしていたので、あだ名は当然「ヤクザ」です。
AGCでに入ったのも、ビール会社の先輩と同時に誘われ、「飲みとか面倒くせえな」と思いビール会社を断ってメーカーにした、という形でした。
ギャルゲーの選択肢みたいに言われても。
そんな上司は営業の責任者となるのですが、基本的に「おい」、「やれよ」、「アレどうなってる?」の3語でほとんどの仕事を回すようになり、
時々自分で営業する時は抜群の成果を上げるものの、部下に対しては「気合が足りねぇよ」とボヤくばかりとなっていました。
あと、私が勤務表に「自己研鑽のため」という残業サービス化ワードを書かなくなっている事に気づいて、修正するように指示した事は忘れていませんからね!
社長をクビにする気か、ですって? そうだよ!
またラグビー部の後輩だからと、最終回直後の半沢直樹演出家の福澤克雄さんを呼びつけて客に講演会をさせるという伝統的パワハラ芸を披露しました。
工具や建築問屋相手に講演会して、一体福澤さんに何のメリットがあったのか、教えて欲しいものです。
ちなみに「一度も半沢直樹を見たことない。時間が勿体無い」と言ったり、「流星ワゴン」の撮影中の時期だったので一度断られているのに押し切ったことを考察するに、バリバリの搾取案件でした。
話は面白かったので、別の記事にそのうち纏めます。
最後はメーカー時代の友達が始めたコンサルを講師に雇って、基礎的なマーケティングの勉強会を行わせて、現場社員に経営方針をぶん投げるけど権限を与えないという、ぶん投げ経営で経営不振を招きました。
結局取引先にも偉そうにしてたら、その中の大口仕入先に買収されて居づらくなったと聞きましたが元気にやっているでしょうか?
今はどこかでコンサルをやっていると聞きましたが、「おい」、「やれよ」メソッドはうまく言ってますでしょうか?
東京タワーの写真を上げるだけでガラの悪い先輩に「何が言いたいんだ?」とウザ絡みされるフェイスブックで公開して貰えたらと思います。
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