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【体験談】ブラック企業勤務に墜ちた自分が 慶應大学でやるべきだった5つの事

前回の記事が大変好調でGoogle検索からの流入が止まらない状態となっている。
ブログを始めたばかりの者としては嬉しい限りである。

前回の記事:【体験談】慶應大学ってどんなところ? 2005年入学の私がみたアンフェアなセカイ 【内部生と外部生】 - カキカエブログ

思えば今はセンター試験直前、高校生達が大学について最も興味を持っている時期とも言える。
偶然そのタイミングで慶應義塾大学の実体、経験談を書いたのが世間の関心と重なったのかも知れない。

なので今回は、過去の自分に向けて送りたいメッセージをここに記載したいと思う。
題して「18の自分にDメールを送れるなら、こんな長文メールを送るぜ!」編のはじまりはじまり~。

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自分にとって偏差値+5ぐらいのサークルに入れ

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私立文系の大学と言えば、勉強よりも遊び!恋愛!夜遊び!と言っても過言じゃない。
そして慶應大学もご多分に漏れず、こんな学校である。

そうすると、一番大切になるのは人間関係。
ところが、自分はここで致命的なミスを犯してしまった。

なぜなら、リア充すぎるサークルに入って完全に浮いてしまったからである。

そもそも自分は中学・高校と吹奏楽部を続けていたが、才能がない事は分かり切っていた。
正確にはそんなに熱心に練習する気にずっと慣れなかったのである。
だが、それでも人と音楽を作っていくことだけは、純粋に愛していた。
音楽は自分を愛していたかは甚だ疑問ではあるが……

こんな背景もあり、学校や塾での友人も多く、そして勉強もモリモリやっていたが、結構地味系の学生であった。

ところが、中学3年の時にはラジオで偶然聞いたBOφWYにはまり、そして高校では教室で回ってきた漫画のNANAにドハマリしてしまった。

せっかくだから、実写版のNANAのイメージビデオ的ヤツを流してみよう。
www.youtube.com
うん、改めて見るとどこにも地味さはないな。

そうすると、ある思いが自分の中で盛り上がってくるのも必然であった。
そうだ、バンドサークルに入ろう!

ただココはまさに魔境。
自分のリア充偏差値を46ぐらいに見ていたが、ここは70ぐらいの人たちが集まっていた。

数ある慶應バンドサークルの中でも、リア充パワーの高い人たちが集合するサークルであったからだ。
そこは謂わば上流国民が不道徳の限りを尽くし、欲望の炎を鎮め、逆に未練を残さずに綺麗な体と精神で社会に到達するための煉獄であった。

ちなみに煉獄とは……

天国と地獄の間に位置する所。死者の霊が天国にはいる前に、ここで火によって浄化される。

また一つ、使えない無駄知識が増えたな!

そもそも、慶應に居るのはこの三種類の人間だ。
① 勉強"が"出来る人
② 勉強"も"出来る人
③ 内部生

そして、数あるバンドサークルの中でも、もう高校生の時点でギャル男を極めたような③内部生が集まるサークルだったため、ココに②の勉強"も"出来る日本中のハイパーリア充が集まってくるのがこのサークルであった。

この内部生の実態についてはしつこいようだが、【体験談】慶應大学ってどんなところ? 2005年入学の私がみたアンフェアなセカイ 【内部生と外部生】 - カキカエブログ参照。


ところが自分はしがない、上京したての① 勉強"が"出来る人。
地元も牛や馬に囲まれるレベルでこそないが、中学生がジャージのまま登下校するレベルの田舎である。

服は、学ラン、ジャージ、そして心許ないユニクロとPICOしかない。
上京に向けて、ジャスコ(当時)で多少追加するという、恥ずかしいファッションモンスターである。

キラキラした空間に、思いっきり芋臭いのが入っていった状態、それはそれは大変心許ない状態である。

そして、世間では偏差値が20離れていると会話が成立しないという俗説もあるが、自分がそこで感じたのはリア充偏差値も20離れると完全に挫けてしまうという事だ。

同じサークルの人の話を聞いても、自分で同じ事をやってやろうという気持ちが起きない。

具体的には、彼女と夜遊びして授業出れなかったという話を聞いて、「くっそ~、俺も神戸から上京してきた可愛いお嬢様の彼女を作って、二人で半同棲をしながら、怠惰で甘美な生活を送りたい」というイメージはなかなか沸かないものであった。

なんかこう、違う次元の話にしか捉えられないのである。

一方、同じ高校から上京した友人は、「友人の紹介で彼女が出来た。生まれて初めてだからすっごい楽しい。」と言っていて、
2週間後には「3股かけられてた」と報告してくる塩梅である。

「それぐらいなら自分にも出来そう」と思いながら、励ました事をよく覚えている。

逆に偏差値45のサークルもこれはこれで危険だ。
ほぼ全員引きこもりで留年したゲームサークルとか、マンガを読んで姫を崇めるだけの漫画研究会は入っても、楽しいが人としてランクが落ちる。

自分がガチで取り込めて、周りにも引っ張ってもらえるサークルが望ましい。

名刺代わりとなるやエピソードを作れ

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よっしゃ、慶應受かった!
俺は選ばれし者、人生もバラ色だ!
合格者は大体そう思うだろう。

東大の滑り止めという立ち位置でもあるから、一概には言えないが、一般的な高校生だったらそう思う人も多いはず。

だが、冷静に考えて欲しい。
慶應義塾大学の一年間の入学者数は何名か、ちゃんとみんな知っているのだろうか。
大学の公式サイトでは、2016年度は6,541人となっている。文系だけでも、5,136人となっている。

外部生が8割程なので合計で 5,300人が外部から、慶應ブランドを身につけるために集まったと言える。
更にライバル校である、早稲田大学の一学年の定員も5,580人と、慶應大学に匹敵する人数がいる。

そして、そんな早慶ブランドの人たちが口にするような、大企業の新卒採用人数を見てみよう。
・みずほファイナンシャルグループ 1,920人 
パナソニック 大卒(総合職・研究職) 600人
東京電力 大卒(総合職・研究職) 255人
三菱商事 総合職 169人
電通 132人
・フジテレビ 30人弱
講談社 5人

こうした採用を、早慶だけでなく東大京大一橋や地方大学、そしてMARCHやICU・上智立命館で争っているのである。

そうなのだ壮絶な椅子取りゲームの中でまるで椅子が足りないのだ。

なので、「慶應義塾大学出身です」(ドヤ)ってアピールした所で、毎日毎日東大・京大・上智・早稲田・慶應・早稲田・早稲田・早稲田と新卒を見ている面接官にとって、慶應生とはただの「普通の人」に過ぎなくなる。

2009年の景気の良いときはまだ救いがあった。

上述の大企業には本当に優秀な人が行き、そして大体の慶應生も、何が楽しいのかさっぱり分からないが給料の良い保険サービスや、製薬会社、IT企業などに入ったりできたからだ。

ところが、2010年卒から全体的に採用数も絞られ、最終的に何が楽しいか分からない上に、別に給料も高くない企業へと慶應生も墜ちるようになったからだ。

毎年、ゼミのOB会に行くと、年々内定先の企業のランクが下がっているのは恐らく、ゼミの先生の指導力が低下したからではなく、世間全体が地盤沈下をおこしているからである。

だからこそ、18の自分に何かを言えるのであれば、それは自分だけの個性を身につけろという事になる。
「居酒屋のバイトで売上をアップさせる加々美」でも、
「サークルのリーダーとして後輩の悩みを聞く加々美でも」、
「インドに行って価値観が変わった加々美」では全く個性的とは言えない。

それは例えば「バンドマンとしてタワーレコードにインディーズのCDをおかせて貰った加々美」でもいいし、
「日本グリーンカレー研究会会長として本を出版した加々美」でも良い。
ヒッチハイクを繰り返し、物もわらしべ長者式に集めて、一文無しで東京から富士山山頂まで辿り着いたクソ迷惑ブロガーの加々美」でも良い。

個性があれば、その他高学歴大勢から分離して見て貰える。
何も、「学生でありながらアプリ開発をして会社を作り、そして巨万の富を得てタワーマンションを学生でありながら購入した加々美」など意識高い感じだけが勝ちパターンではない。
ましてはガチれば東大とか、息巻いていたらタダの恥さらしだ。

自分の名刺代わりになるような経験を積めるチャンスが大学時代にはある。
そして何より、大学時代にチャレンジする事は人生で最もリスクが低い。

突き抜けた個性、それこそがあなたを学歴だけの人から救い出し、そして人生を豊かにするとこの加々美が保証しよう。

マーケティング知識を身につけ、異性の口説く為に下駄を履く

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社会人になって、「社員にも経営者意識を」という理屈でマーケティングの知識を勉強させられた。
私からすれば、同時に「経営者にも社員の目線を」と言いたいのだが、それはついぞ叶わなかった。

さて、このマーケティング知識だが、これこそが自分の人生を変えてくれたと考えている。

元々勉強ばかりしていた私は、努力をすれば報われるという極めて無垢な考えを持っていた。
ところが、マーケティングの勉強をしてみるとどうだろうか。

競合と比べて勝てなければ意味のない努力も多い。
例えば競合がテレビCMをうってる製品の競合製品を一生懸命営業しても、本当に売れない。
努力の方向音痴は疲れるだけという事がよく分かった。

こうした自らが勝てる市場で勝てるように戦う、戦略的な見解が生きる上で必要なのである。
さもないと、就活で埋もれ、恋愛市場で埋もれ、そして世間に埋もれてしまう。

こうした広い目で世界を見る視野があったらと深く公開をしている。

そしてもう一つ、慶応生が戦略思想を持っておくべき理由がある。
それは、「慶應生」としての自分がどこに行けば、良い想いが出来るか知れるからある。

例えば、自分に好きな人が出来たとする。
俺は男で、女が好きなので男→女の場合で書かせてもらう。

もし彼女が慶應生だったとすれば、「慶應生」としてではなく「一人の男」としか見て貰えない。
同格だからだ。

ところがだ、慶應には多くのインカレサークルが存在する。
インカレサークルとは、他大学の生徒も参加する開かれたサークルで、下心が強いサークルはフェリス女子大や、日本女子大学と繋がっていたりする。

そうすると、彼女たちは「慶應の男って頭良いし、凄い」という目線で見てくれる。
男からすると「チヤホヤしてくれて、いい思いをさせてくれる」、女からすると「社会的に比較的ランクの高い男」と付き合えるというWIN-WINの関係が構築しやすい。

スタート地点を有利にして、恋愛市場で戦えるのである。

え?
男は肩書きじゃなくて、魅力で勝負しろ、だって?

馬鹿野郎、異性に異性として認識されている時しか男は男を磨けないんだよ!

良いか悪いかは置いといて、女はモテる男が好きという法則がある。
ならば常に、モテる環境に生きて、そして実績を積み上げていう事が本当にモテる男になるための近道と言える。

勉強ばかりしていた君は、是非上から釣り上げる戦略で人生をカキカエて欲しい。
世間とはかくもアンフェアであるものだ。

親友を作ろう

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社会人になって、既存の仕事の枠を越えようと思うと、すぐに知識やコネが足りないという壁にブチあたる。
もしその壁を突破できれば、新しい事が出来る"可能性"がある。

こんな時に社会人として新たに人脈を作ろうとすると、こんな事を聞かれる。
・「そんな事をして、私に何かメリットはあるのですか?」
・「おもしろい試みだが、ビジネスとして成立するとは思えない。
  上手くいきそうになったらまた連絡をしてくれ」
・「コンサル料を頂ければ、どんな事でもお答え致します」

と、まぁ淡い可能性に対して、社会人同士の付き合いでは時間やお金を投資するのはなかなかハードルが高くなる。

ところが、利害関係なく築いた友達のネットワークだと全く反応が変わる。

・「知り合いに●●に勤めている人がいるから今度紹介すると」
・「おもしろいな、ちょっとこの点を改善出来れば実現するから、ちょっと調べて見るよ」
・「いいよ、情報料なんて。あ、どうしてもって言うならビール一杯奢ってくれ」

とまぁこんな感じで、同じような話を持って行っても概ね好意的である。

仕事を作るまでのコネがなくても、情報や助言、親切を多く頂いた。
多くの友人が闇に飲まれそうになった私のブラック企業勤め時代を救ってくれたと感じている。

それでも自分は友人作りで後悔している事がある。
それは、あまりの周囲のハイスペックさについて行けなくなった自分が、一時期引きこもっていたという事だ。
別に授業に出ないわけではないが、特に新しい事や出会いにチャレンにするのではなく、ひたすらインターネットとモンスターハンターに人生を消耗していた時期がある。

今思えば、なんて勿体ない事をしたのかと思うが、当時はもう堕落していく自分を止める方法も分からなかった。
結局就活で追い込まれるまで、この現状に立ち向かうことが出来なった。

だが、今思えば同じぐらいのレベルから共に成長する友人を作れば良かったのではないかと思える。
劣等感を抱かず、かと言って見下すわけでもない対等な友達をもう少し強固に作っておいたら、あの心地良い地獄から抜け出せたかも知れない。

今思えば、友達の作り方なんて案外簡単である。

自分が人に何かを与えられるようになれば、人が自然と集まってくる。
ギブアンドテイクならぬ、ギブアンドギブの精神で人と向き合っていれば、気づいたら自分もギブされる事は多い。

大学生になったら出来るだけ多くの人と、出来るだけ濃い付き合いをする事をオススメする。
それは血肉となり、そして財産となるので、是非チャレンジして欲しい。

上の世代と話せるネタを作れ -アーカイブライフのすすめ-

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就職活動や社会人生活の序盤では、基本的に年上の人と行動する事になる。

本来であれば、人と人との事なので、上の世代にはこちらのカルチャーに敬意を払って欲しいものであるが、残念ながら多くの人は自分の世代の物にしか興味がなかったりする。

カラオケ屋の履歴を見て欲しい。
「嵐」、「AKB」なんかの曲も多いだろうが、未だに「残酷な天使のテーゼ」、「天城越え」、「夏の1993」、など20世紀の曲も未だに多く並んでいる。

もう2017なんだぜ!と言いたい所だが、自分の世代、自分の青春から情報を更新していない人はかなり多い。

だからもし、何か好きなジャンルがあるなら、他の世代と話せるレベルまで詳しくなっている方が良い。

例えば、ガンダムが好きだったとしたらガンダム00ユニコーン・鉄血だけではいけない。
36年前からのファーストガンダムの系譜作品や、異色作のGガンダムガンダムWガンダムSEEDなども知って置くと
過去の経緯や歴史も含めてガンダムに詳しく慣れるので、どんどん楽しくなるだろう。

他には映画などでもオススメである。
会社に映画マニアがいるが、どんな上の世代とも対等以上に映画の話をするのですぐに仲良くなる。
仕事の話もして欲しいが、1975年の映画の話をディープに出来る新人などなかなかいないだろうから、絶対に忘れられない存在になれる事は彼に取って非常に大きな武器となっている。

そして、今の大学が羨ましいのは、アーカイブされた過去の名作が、超安価で手に入るという点である。

Huluなら月額980円で世の中で話題となる名作の7割は見えるし、バンダイチャンネルも月額1080円で30年以上に渡るガンダム作品をほぼ全て見える。

更にAmaozn Prime会員になれば、これまた世の中で話題になる名曲の7割近くは聞けるし、youtubeと合わせたらほぼ全てが網羅可能だ。
まさに興味さえあれば、いつでもタイムスリップできるいい時代である。

見放題サービスが台頭するこの時代で、"時間がある"という大学生の特権は、未だかつてない程高い価値になっている。

さらに小説もkindle unlimitedで過去の名作は大量にあるし、夏目漱石手塚治虫も大半はBook offで108円で買える。
これほどまでに過去から安く物を学べる時代はなかったので、是非活用してみて欲しい。

他にもゴルフや釣りなど普遍的な趣味を持っていれば、就活や仕事を始めてからも大きく役に立つ。
自分の好きな物をうまく深化させる事も、一つの生き残り政策と言える。

まとめ

・サークルは身の程にあったリア充生活を送れる所を選ぶべし
・学歴だけでは案外食えない。高学歴人材の中で目立てる"個性"を作るべし
・戦略思想を身につけ、下駄をはいてチヤホヤして貰える環境に入ろう
・人に与える存在になれば、時々人から与えられる存在になれる。友達作ろうぜ!
・好きな物は、上の世代とも話せるように"深化"させてみよう。面白いし役に立つ。

良かったらコメント待ってるぜ。

受験生諸君は、こんなページ見てないで頑張れよ!

過去記事:
kakikae.hatenablog.com

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