慶應出身すごーい!って言われたい-芦田愛菜 偏差値70合格を受け
ういっす、加々美です。
芦田愛菜ちゃんが、猛勉強して偏差値70の学校に受かったとニュースになっていますね。
ハンパなくすげぇな……子役をやりながらそんな勉強していたなんて!と鳥肌が立つような凄みを感じてブルっちまっていましたが、
ワイドショーや世間では勉強が得意という事に否定的な意見も多いです。
こうした高学歴バッシングい対して憤りを感じるので、自分の擁護もかねて、記事も書こうと思います。
- 勉強が出来る人をバカにする社会っておかしい
- 野球部はディスられない
- 僕は勉強が好きな少数派
- 僕の薄っぺらな野球嫌い論
- 嫌いになるには、まず触れないといけない
- すべての答えは けものフレンズ にあった。
勉強が出来る人をバカにする社会っておかしい
例えば勉強出来る人はこんな事を言われます。
- ガリ勉、人生の楽しみを知らなさそう
- 親に強制された生き方
- レールに沿ったつまらない生き方
- 人を見下してそう
- そんな事をしていても、将来役に立たないよ
さらに学園ドラマやヤンキーマンガでは親が金持ちで、裏で悪いことをやってるいけ好かない奴という感じです。
普通に努力している人に対して水を差すような事が多くありすぎます。
勉強をよりどころにしている人にとって外側からじわじわとアイデンテティを崩していくのは辞めて欲しいものです。
だからこそ、今声を大にして言いたい……
そんなに俺たち悪いことしたかよ!?
野球部はディスられない
例えば、強豪校の野球部に対する世間の反応は真逆です。
- 甲子園出たんだ、すごーい!
- ○○選手と試合で戦ったのか、どんな感じだった?
- 女子マネって可愛い娘集まるの?えっ、男子高?あっ(察し
こんな反応をする人はよっぽど歪んだ者だと思います。
- 野球しか出来なさそう、人生の楽しみを知らない
- 高校球児というレールに乗っているだけの人生
- 監督の言いなり
- 野球できない人を見下してそう
こんな心ない事を、泥まみれになって頑張っている(元)球児に言える奴はよっぽどの鬼畜といえますね。
そして、何故か勉強した人に対してはこうした罵倒が許されているというのは、ちょっと闇が深いのではないでしょうか?
僕は勉強が好きな少数派
だって、勉強って楽しくないですか?
具体的には下の理由で僕は好きでした。
- 知識増えて、自分の引き出しが増える
- 無限とも思えるこの世界の片鱗を少しずつ自分の中に取り込んでいく事に快感を感じる
- 自分に出来ない事が出来るようになるレベルアップ要素
- 計画を立てて受験を乗り越える、人生を賭けたゲーム
ファイナルファンタジーも良いけど、受験もね!と人に勧めたくなるような感覚すらあります。
余談ですが、慶應の内部生に「赤本ってのがあるんだ……幼稚舎から入ったから、人生で一度受験ってしてみたかったわ」って言われるとすっごく腹が立ったのを覚えています。
だから、勉強を続ける事は出来ました。
しかし一方で、勉強嫌いの人も気持ちは分かります。
だって僕は……野球が嫌いだから!
僕の薄っぺらな野球嫌い論
パワプロが好きだったから野球をしようと思ったのですが、こんな理由で野球は嫌いになりました。
- 練習しても全く基本の動作を体が覚えられない
- 若干乱視が入っていてボールが打てない
- 学校の周りをクルクル走り回っていて疲れただけ
- そもそも骨格が細いので、スポーツに向かない
だからこそ、野球は嫌いです。
毎日泥だらけ、痣だらけで練習しているのも個人的には共感は出来ません。
しかし、自分は勉強が好きなのと同様に、彼らも野球が好きで日々レベルアップしてプロ選手の動きに近づいたり、練習計画を立てる事によって実力を上げたり、と楽しみがあるのは理解できます。
嫌いになるには、まず触れないといけない
僕が野球が嫌いなのは、実際に触れてみて嫌になったからです。
しかし、アルペンスキーはどうかというと……何とも思いません。
囲碁・将棋もどうでしょうか……何とも思いません。
そう、人は触れてみて駄目だったものしか嫌いになれません。
そう考えると、勉強嫌いが多いのも納得できます。
何しろ、誰もが平等に触れさせられるものですから。
そう考えると、ある程度は仕方のない事のように思います。
しかし、芦田愛菜ちゃんが叩かれるような世界が正しいとはどうしても思えないのです。
彼女に限らず、色々な人類の叡智の積み重ねによって人々は文明を作ってきました。
そして、その最先端を走るのが勉強している奴らなのです。
そんな彼らを傷つけて、足をひっぱり続けるような社会が正しいなんて思えません。
そこで私は一つ、解決策を提示します。
すべての答えは けものフレンズ にあった。
2017年1月から放送を開始しているアニメ、けものフレンズ。
既にカルト的な人気を誇っているこのアニメには、とある特徴がある事で有名になっている。
それは、圧倒的な寛容さである。
全てを「すごーい!」で受け入れてくれる懐の深さにこそこのアニメの不思議な魅力があるのである。
きっとこのがんじがらめでで息苦しい、そんな時代だからこそ「けものフレンズ旋風」が吹き荒れているように思える。
いつかこんな世界が来ると良い、そう願っている。
「君は勉強が得意なフレンズなんだね!すごーい!」
「君は野球が得意なフレンズなんだね!すごーい!」
「たーのしー!」
「たーのしー!」
優しい世界の誕生です。
こうした、お互いを受け止められる人になりたいし、そしてそうした社会を作っていくフレンズになりたいと思っています。
そして今日はこれを書きたかっただけです。
ちなみにけものフレンズはdTVで視聴が出来ます。
寛容さに包まれた世界に飛び込みたい人は是非入ってみてください、はじめの31日は無料です。
たーのしー!って思ってくれた方は是非読者登録をお願いします。
ではでは♪
加々美でした。